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お金を借りる人の条件によるキャッシング・ローン金利の差

十分な収入や安定した職業の人は低い金利でお金が借りられます。しかし、収入が不安定で少ない人へのお金の貸し出しには、高い金利が付いて回るのです。つまりお金を借りる人の条件によって、金利が高くなるのはそれだけ貸す側のリスクも大きくなるからです。

現在、金利が最も低いグループは銀行(信用金庫を含む)で、その無担保ローンは低い金利のもので、4%程度からお金を借りることができます。このような低い金利のローンは誰でも利用できるのではなく、安定した収入があるなど一定以上の条件が必要になります。

銀行は初回の貸し出し時に、何日間かの時間をかけて信用力を審査し、貸倒リスクが少ないことを十分確かめます。借りる側にとって長い間待たされたあげく、丁重に断られることも多いため、急にお金が必要な場合は向かないでしょう。

金利面で銀行に次ぐ位置にあるのが、 『銀行系消費者ローン会杜』です。 例えば、プロミス(SMFGグループ)、 アコム (三菱UFJフィナンシャルグループ)、 レイク (株式会社新生銀行) などがあります。

◆ プロミス (SMFGグループ)
 プロミス (SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)
年会費 融資利率 借入限度額 審査スピード
無料 4.5%~17.8% 1~500万円 スピーディに回答


貸金業法の改正の影響で、金利は各社引き下げられており、7%程度からの低金利のローンも登場しています。

利用する場合のデメリットは入会手続きに多少手間がかかることです。しかし、メリットはきちんと返済しておけば、将来、住宅ローンなどの多額のお金を借りる時に、銀行が行うローン審査でも減点されないことです。

アコム (三菱UFJフィナンシャルグループ)
 アコム (アコム株式会社) 
アコム
年会費 融資利率 借入限度額 審査スピード
無料 3.0%~18.0% 800万円 30分


これに次ぐ金融グループはクレジットカード会社です。クレジットカードを持っていれば、融資枠内で気軽にキャッシングができますが、金利は7~18%程度と幅が広くなっています。

これは、クレジットカードの第一目的が商品購入にあり、キャッシングは付帯サービスの1つに位置しているからです。高金利でも、クレジットカードはカード会員になれば、特別な審査もなく、ATMからすぐ引き出せるので簡単にキャッシングができます。こうしたことから金利が高いわりには、数枚のカードを持つ利用者も多いようですが、このことが多重債務に陥るきっかけにもなっているので十分注意が必要です。

カード会社の次が消費者金融です。自己破産者や多重債務者でなければ、18歳以上なら学生でもフリーターでもすぐお金が借りられるのが消費者金融です。ATMの台数が最も多く、30分ほどの審査で借入れができるなど利便性は抜群ですが、金利は上限に近く、高金利となっています。

高金利の理由は、幅広い顧客層を対象にしているため、貸倒リスクを十分見込んで、そのマイナス分を吸収しているからです。 例えば、収入が不安定な人でも、返済能力があるとみれば法定金利上限の金利で借りることが出来ます。



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