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借換ローン利用の際の注意点

無担保ローン、住宅ローンを問わず、すべてのローンを利用する際に気をつけたいのは、金利です。高い金利で利用していれば、利子だけ払い続けて、元金はなかなか減らないという状況に陥ります。そういうときには、早めの借換えが必要です。

そのローンを借り換える際には、少なくともワンランク上の業者を狙うべきです。借入金利も20%台ではなく、せめて10%台まで引き下げなければ元金を減らすことは厳しくなります。

例えば、ある一人の方のエピソードとし、その人は銀行のカードローンで50万円(年利13.8%)、カード会社のカードローンで50万円(16.8%)、消費者金融から30万円(27%)、合計130万円を借りていました。

元金の130万円に対して、毎月の利子が2万円を超え始め、ちょっと不安になりました。そこに消費者金融から連絡があり、枠を150万円に広げて、金利を25%に下げるから、銀行とカード会社のローンをまとめたらどうかという誘いでした。

実際に一本化してみると、返済回数だけはたしかに3回から1回に減ったものの、金利が劇的に下がったわけではないので、それほど楽にはなりませんでした。そして、また他の業者に手を広げてしまい、債務状況は悪化の一途をたどりました。

とにかく、いまある借金を減らすためには、より低利で借換えをすることです。さらに、借入業者を1社に絞ることができれば、借入金額がふくらんでいても、リカバリーできるチャンスは大きくなってきます。早急に、借換えや借金の一本化を行っている金融機関に審査を申し込み、借換えや一本化に応じてくれるか、あたりをつけることです。

その際、他社での借入金額などをごまかしてはいけません。金融機関と業者の共通点は、"ウソが大嫌い"なことです。ごまかしたり、ウソをついたことが判明した時点で、『融資お断り』 となります。低金利の金融機関や業者ほどその点もシビアになるのです。

最近、条件次第で借換えや一本化に応じてくれるところが銀行系、信販系で増えてきました。また、地銀や信用金庫などでも事情を話せば応じるところも出てきているようですから、積極的に探して聞いてみることです。

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借換ローンは金融業界でも注目されつつあり、年利6~12%台で200万~300万円の枠が用意されています。10%台の金利でも決して安くはありませんが、以前の20%台後半の金利に比べれば返済も楽で、元金もみるみる減っていきます。 とにかく、借入金額が同じでも金利が10%違うだけで返済は雲泥の差となります。

一流企業のサラリーマンや公務員など、十分審査に通りそうな人でもこうした金融機関を利用することなく、高い金利の業者から安易に借りて「借金地獄」に落ちてしまう傾向があります。まずは、借換えローン(おまとめローン)や借金の一本化を行っている金融機関に審査を申し込み、借換えや一本化に応じてくれるか、あたりをつけることです。



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