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借金一本化ための借換ローン 

あちこちのカード会社や消費者金融業者からお金を借りていると、知らないうちに返済額が多くなり、どうしようかと悩んでいるうちに借金が雪だるま式に増えてしまいます。

通常、1回に返せる金額は、どんなに多くても、自分の収入から住居費や生活費などを差し引いた分しか返せないのです。 しかし、返済金額が増えていくと、利息分しか払うことができず、元金分が返せないので、いつまでたっても借金は減りません。

ローンは、いくらまでなら借りても大丈夫でしょうか。

消費者金融業界では、「月々の金利の支払額が月収(手取り)の2割を超えたら赤信号」といっています。 例えば、月収30万円で、借入額総計200万円、金利だけで6万円以上になると、なんらかの対策を考えるべきでしょう。

こうした重症のケースでなくても、もしも複数の金融業者から借金をし、返済が困難になってしまったら、早めに消費生活センターや信頼できる弁護士に相談して、それ以上借金が増えないようにすることが先決ですが、自力で出来る債務の解決方法の1つに、ローンの一本化、また借換ローン(おまとめローン)があります。

いま借りている高利のローンを1つにまとめて、低利のローンに借り換えるのです。そうすれば、利息分の増えるスピードが落ちるので、返済総額も減らすことができます。 複数の金融業者から債務を負うと、月に何回も返済日がやってきます。 督促状が家や会社に何通も届くようになり、お金の工面で何も手につかなくなり、その結果、失業したり、夫婦仲が悪くなったりすることもあるでしょう。

ローンの一本化で返済日を1回にすれば、とりあえずそうした気苦労はしなくてすみます。最近では、銀行でも個人で借りた複数ローンを一本化できるフリーローンを扱うようになりました。

フリーローンは、借りたお金をどのようにでも使うことができる使途自由型のローンのことです。教育ローンや自動車ローンなどの目的型ローンと比較して、フリーローンの金利は高めに設定してあります。フリーローンを利用する人は、貸倒リスクが高くなる傾向があるため、このような金利差が付けられるのです。

借換ローンには、大手消費者金融や銀行、信用金庫が行なっています。例えば、ジャパンネットバンク、島根銀行、大分銀行、八千代銀行、労働金庫など、数多くの金融機関がサービスを展開しています。消費者金融系の場合、借入件数がそれほど多くないケースでは、確定申告の写しや給与明細を提出すれば、かなり簡単に一本化に応じてくれるようです。しかし、銀行系となると、やはり貸倒れを警戒してかなり審査が厳しくなります。

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持ち家であることや、住宅ローンとセットであることを条件とする銀行、さらには同一勤務先の勤続年数3年以上を条件にするところもあります。また、これらいくつかを条件として掲げるところもありますが、重度の多重債務者の場合には難しいでしょう。

しかし債務者にとって、難しくても審査を受けてみなければ、毎月の返済金額を軽減することができませんから、とにかく一度審査を受けてみるべきです。



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